不動産の共有名義における注意点とは

query_builder 2024/04/09
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1つの不動産を、複数人で保有することを「共有名義」といいます。
共有名義が発生するシーンとしては、不動産の相続や共同購入するケースが挙げられるでしょう。
しかし不動産を共同で所持する場合には、いくつか注意点があります。
今回は共有名義の注意点ついて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
▼共有名義の注意点
■全員の承諾がなければ売却できない
共有名義で所持している不動産を売却したい場合は、名義人全員の承諾が必要です。
誰か1人でも反対する者がいれば、不動産を売ることができません。
他の所有者に無断で売却することができないため、不動産を相続した際にトラブルに発展するケースがあります。
■共有者が亡くなった際に相続対象になる
共有名義人が亡くなった際、その人が所有していた不動産は相続対象になります。
そのため共有名義人が取得時よりも増えてしまう可能性があり、相続時のトラブルに発展することもあるでしょう。
特に不動産の売却を検討しているときは、注意しなければなりません。
■課税対象になるケースもある
例えば夫婦で不動産を共有名義で購入したパターンだと、どちらか一方がローンの支払いが出来ない状況が発生した際、贈与税がかかるケースがあります。
夫婦で共有していた不動産のローンを1人で全額支払うことにより「妻または夫への贈与」とみなされてしまうのです。
予期せぬ贈与税がかかる場合もあるため、共有名義の不動産を購入する際は注意しなければなりません。
▼まとめ
不動産の共有名義とは、複数で1つの不動産を共有することを指しています。
複数人で不動産を所有する・購入する場合、以下に挙げる3点に注意が必要です。
・全員の承諾がなければ売却できない
・名義人が亡くなった際に相続対象になる
・課税対象になるケースもある
共有名義についてお悩みの方は、足立区を中心に不動産のご相談を承っている『お住まいの情報館クランディア 本店』までご連絡ください。
豊富な知識と経験を持つスタッフによる丁寧なサポートで、お客様目線に立ち真摯に対応いたします。

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