契約不適合責任とは?

query_builder 2024/06/08
22

法改正により、瑕疵担保責任にかわるものとして「契約不適合責任」が施行されました。
不動産の売買を検討している方にとって重要な意味を持つため、正しい知識を身に付けておくことが大切です。
そこで今回は、契約不適合責任について紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
▼契約不適合責任とは
不動産を売買する際、契約の内容と相違がありトラブルに発展するケースも珍しくありません。
そのトラブルを解決するために施行された法律が「契約不適合責任」です。
■目的物の種類
不動産の引き渡しの際、契約に記載された内容と設置物に相違があるケースが該当します。
例えば、契約書には洗面台設備として「シャワーヘッド付き」と記載があるものの、通常タイプの水栓が設置されている場合です。
このケースでは目的物の種類に相違があるため、契約不適合責任が発生します。
■目的物の数量
契約書で数量が定められているものの、実際には不足しているケースの場合、契約不適合責任にあたります。
収納棚が3つ設置されていると記載しているが、実際には2つしか設置されていなかったという場合です。
この場合は、契約内容で記載されている数量から不足しているとし、契約不適合責任が発生します。
■目的物の品質
記載されている設備の品質よりも劣っている場合、契約不適合責任が発生します。
例えば、契約書ではグレードの高い壁紙を使用している旨が記載されているものの、通常グレードの壁紙が使用されていた場合です。
▼まとめ
不動産の売買では契約書内容の相違により、トラブルに発展するケースも珍しくありません。
万が一トラブルに発展してしまった場合、スムーズに解決するために「契約不適合責任」の施行が必要です。
不動産の取引においてより詳しく知りたい方は、足立区エリアに対応している『お住まいの情報館クランディア 本店』へご相談ください。
契約不適合責任について分かりやすく説明したうえで、丁寧なサポートを提供いたします。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE